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妊娠には便秘がつきものです。
便秘と言えば「痔」と「肌トラブル」。
更なるストレスに苦しめられます。
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◆切れ痔
水分不足などで硬くなった便を排出しようと無理にいきむことで、
肛門の粘膜が切れてしまいます。
切れ痔になると激痛が出て、排便の度に痛みを味わうようになってしまう為、
知らない間に便意を我慢してしまうようになります。
この結果、便秘になってしまうのです。
◆イボ痔
便秘でトイレに座る時間が長くなると、
今度は「静脈叢(じょうみゃくそう)」が腫れてくるようになります。これが「イボ痔」です。
(出産時にいきむことが原因で、イボ痔になる方もいます。)
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・粉をふいたように肌がカサカサになる
・脂性肌になる
・ニキビが出るようになる
◆便秘でなぜ肌トラブルが起きるのか?
あなたが食べた食べ物は、腸管を通って体内に吸収されていきます。
腸管は毒素は吸収せず、ミネラルやビタミンなどの
栄養素を消化吸収して体を健康に保ってくれています。
しかし、便秘により腸内の環境が悪化すると、
今までスムーズに行われていた消化吸収や毒素の排出が困難になり、
それでニキビができてしまうようになるのです。
便秘だけでも辛いのに、痔や肌トラブルまでひどくなってはたまりません。
妊娠中の便秘は避けられないものではあるのですが、放置すると症状が悪化します。
適度な運動や繊維質を摂るなど便秘対策をとるようにしましょう。 |
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