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妊娠するとホルモンバランスが崩れたり、
体に様々な変化が起こります。
その影響で出産するまで
「便秘」に悩まされる妊婦さんがかなり多いのです。
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◆原因その1「黄体ホルモン」
妊娠初期にはプロゲステロン(黄体ホルモン)が大量に分泌されます。
黄体ホルモンは妊娠の準備や維持に必要なホルモンなんですが、
子宮筋を弛緩させる作用と腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を
抑制させる作用も併せ持っており、便秘を引き起こしやすくさせてしまうのです。
◆原因その2「食欲不振」
個人差はありますが、妊娠初期にはつわりが起きます。
つわりのせいで食欲不振に陥ってしまうと、便の量が減ってしまいます。
便の量が減ると、腸への刺激が弱くなりそれに伴い
蠕動運動(ぜんどううんどう)も低下します。
この為、便秘が起きるようになってしまうのです。
◆原因その3「水分不足」
正常な状態の便であれば、水分を80%以上含んでいます。
しかし、つわりで嘔吐を繰り返したり、
また水分の摂取量が少ない場合には便の水分も減り硬くなってしまいます。
結果、排便が難しくなり便秘になってしまいます。
すべての妊婦さんが、妊娠したことによってひどい便秘になる訳ではありません。
しかし妊娠初期においては、全体の4割の方が便秘になってしまうのだそうです。
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妊娠初期の便秘の対策は
・朝起きたら水をコップ1杯飲む
・ヨーグルトやプルーンを食べる
・散歩する
・朝起きたら便意を感じなくてもトイレに行くようにする
これらを習慣づけるようにしてください。 |
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